【黒猫のタンゴ】歌詞の意味が怖いって本当?原曲はイタリア語で日本と全く違う!

【黒猫のタンゴ】歌詞の意味が怖いって本当?原曲はイタリア語で日本と全く違う! 黒猫
飼い主
飼い主

みなさんは【黒猫のタンゴ】の歌詞の意味が本当は怖いって、ご存じですか?

この記事では、【黒猫のタンゴ】の歌について、語っていくよ!

  • 【黒猫のタンゴ】歌詞の意味が怖いって本当?
  • 【黒猫のタンゴ】実はイタリア童話が原作だった!
  • 【黒猫のタンゴ】子供には歌詞の意味まで理解して歌っていない!

この歌を知ってる人、きっと私と同年代か、それ以上の年配の方でしょう!

【黒猫のタンゴ】と聞くと、脳内で「くろねこのたんご~たんご~たんご~…」と当時、子供のころに聞いた歌がエンドレスで流れていませんか?

しかし、曲は思い出せても、歌詞まで覚えている人は、少ないんじゃないかな。

「どうして曲は覚えているのに、歌詞が思い出せないのか。」

結論からお話すると、原曲がイタリアの童謡で日本語訳ではなく、独自のストーリーを日本語にした歌だからでした。

今考えると、子供が理解するには内容的に無理があるから、すっと入ってこなかったんですしょうね。

今回は、そんな【黒猫のタンゴ】について、深堀して行きましょう!

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【黒猫のタンゴ】歌詞の意味が怖いって本当?

↑↑動画は動画はイタリア語だけど、映像だけでなんとなく物語はわかるよ!↑↑

ここで、”黒猫のタンゴ”の歌詞が怖いと言われる理由を、一部抜粋してご紹介しますね。

<歌詞の一部抜粋した内容>

「ワニをあげるから、黒猫がほしい」「キリンをあげるから、黒猫がほしい」と友達に伝えたにもかかわらず、友達がくれたのはなんと白猫だったというオチ。

しかもその友達に「ワニあげたら黒猫くれるって約束したよね?」と圧をかけます。

挙句の果てには、「キミ(友達)は嘘つきだ、嘘つきなキミ(友達)とは遊ばない!」と絶交を言い渡す。

最終的には白猫を大切にするんですが、友達にはご立腹で、曲の最後まで許すことなく終わります。

原曲についている歌詞のオリジナルタイトルが、”Volevo un gatto nero(黒い猫がほしかった)”とあるように、歌詞の内容も『黒猫めっちゃほしい』って内容です。

『白猫じゃ、だめなんですか?』『ワニとかキリンとか、どうやって用意してるんですか?』など、疑問は多く残ります。

しかし、童謡なんで、そこまで考えるときりがないかもしれません。

ボクのママ
ボクのママ

ま、白猫もかわいいけどね。

なぜ黒猫をこんなにも欲しがっているのかは、わからない💦

     

【黒猫のタンゴ】実はイタリア童謡が原作だった!

原曲の【黒猫のタンゴ】は、1969年にイタリアで毎年開催される音楽祭<ゼッキーノ・ドーロ>で入賞した曲です。

歌っていたのは、当時4歳だったヴィンチェンツァ・パストレッリちゃん。

※詳しくは、ウィキペディアに書いてあるんで、興味ある人はどうぞ。

私はイタリア語全くわかりませんが、サビ部分の「ネ~ロ、ネ~ロ」って日本語訳で”黒”という意味なので、「ほしいのは、黒、黒!」って感じかな?

童謡なんで深い意味はないんでしょうけど、「少年よ、なぜ黒猫にこだわるんだ」といいたい。笑

たしかに、黒猫はかわいいよ。

でも、白猫でも同じぐらいかわいいじゃないか!

…と白猫好きさんに怒られそうなイタリア語の歌詞でした。

      

イタリア・日本以外でも多くの国で歌われている

イタリア童謡”Volevo un gatto nero(黒い猫がほしかった)”は、日本だけがカバーしたわけじゃないんです。

リズムも取りやすく、子供でも歌えるメロディーラインなど、どの国でも共通してたんですね。

カバーした国は日本以外で、フランス・アメリカ・オランダ・ドイツ・ポルトガル…と代表的な国を挙げてもこれだけの国名がでてきます。

それぞれの国の歌詞の意味比べするのも、おもしろいかもしれません。

      

【黒猫のタンゴ】子供には歌詞の意味まで理解して歌っていない!?

私がブログで猫を扱うようになり、猫の資格を取得するなど猫に関することに携わるようになって、ふと思い出した【黒猫のタンゴ】。

曲は思い出せるのに、歌詞を覚えてる人ってどれぐらいいるんでしょうか。

私はサビ部分の「くろねこのたんご~たんご~たんご~」ぐらいしか、思い出せませんでした。

ボクのママ
ボクのママ

子供のころ、レコードが擦り切れるほど聞いていたのに…。

子供って、歌詞までしっかり理解して歌うより、音で丸暗記して歌ってる感じですよね。

意味を理解して感情をこめて歌う…なんて子供がいたら、逆に驚きます。

さて、日本で歌われた歌詞の内容は、設定が女の子なのかな?で、飼い主さんが男性の設定でストーリーが進んでいきます。

逆でもよかったんじゃないと思いますが、きっと当時6歳の皆川おさむ君という男の子が歌うからじゃないかな。

<歌詞の一部抜粋した内容>

「赤いリボンがとてもよく似合う。(だけど、ときどき爪をだすよ)」は、猫のツンデレな性格を上手に表現されてます。

ま、男の子が一方的に「恋人だ~」って言ってて、黒猫もわかっている感じが微笑ましいですね。

それに、「ねこの目のように、きまぐれよ」って…ドユコト!?( ゚д゚)

2番の歌詞は突然、黒猫の女の子が町を歩きます。

黒猫の女の子が町を歩くと、悪い猫につかまり「これ、おいしい魚だよ~」といわれ、信じて食べたら体調不良に💦

【おいしい話には、気を付けて】という、子供へのメッセージなのかもしれませんね。

男の子が黒猫の女の子にメロメロだ~ってお話で、黒猫好きさんは共感できる歌詞じゃないでしょうか。

     

皆川おさむってどんな人?

ひばり児童合唱団の創設者:皆川和子さんを伯母に持つ、元子役・童謡歌手で、2004年から合唱団の代表に就いています。

ひばり児童合唱団といえば、安田祥子・由紀さおり姉妹が所属していたことでも有名です。

”黒猫のタンゴ”を歌う3年前には、「ヤン坊マー坊天気予報(火星編)」を歌ったり、みなさんが一度は聞いたことあるメロディも、実は皆川さんだったんですね!

↓↓30秒から歌ってます🎵↓↓

      

子供向けのテレビ番組でも歌われていた!

物心ついた時にはすでに自宅にあった【黒猫のタンゴ】のレコード。

母にレコードを購入するに至った経緯など、同時のことを聞いてみました。

当時は”泳げたいやきくん”と同じように、子供向け番組で歌われていたとのこと。

調べてみると、NHK「みんなのうた」や、フジテレビ「ママとあそぼう!ピンポンパン」の挿入歌でも流れていたんだとか。

母いわく、”舌たらずの歌い方も、メロディもかわいかったから買ったのよ”だそうです。

ボクのママ
ボクのママ

テレビ番組の記憶は残ってないけど、曲だけ覚えてたんだね。

音楽の力って、やっぱすごい‼

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まとめ:子供向けの童謡の歌詞って単純でわかりやすいほうがいいねって話

今回は、黒猫のタンゴの歌詞の意味が怖いって本当?について、解説しました。

【黒猫のタンゴ】って想像以上に全世界でカバーされてる童謡だったんです。

もともと原曲はイタリアの童謡で、日本人向けに歌詞も全く違う意味のストーリーとなっています。

理由はいろいろ考えられますが、それぞれの国の考え方や歴史などが関係しているのではないかと。

今回記事を執筆するにあたり、改めて【黒猫のタンゴ】を聞いてみると、どこかなつかしさと自然に聞きこんでしまった自分がいました。

みなさんも思い出の童謡について調べてみると、面白い事実がわかるかもしれません。

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