黒猫って”きつい”とか”よくしゃべる”ってイメージを持つ人もいるけど、実際どんな性格なの？
黒猫の性格といっても、オス・メスで違いってあるのかな？
今回は、こんなお悩みにお答えします。
- 黒猫の性格は本当に”きつい””よくしゃべる”のか、オスの性格の特徴
- 黒猫の性格でオス・メスとの違い
- 黒猫”ボンベイ”の性格
「猫って猫種や毛並み、性別によって性格が違う」ことはご存じですか？
猫を迎え入れるときの条件に”性格”を気にする人は少ないかもしれませんが、黒猫の性格は、「きつい」「よくしゃべる」などのイメージを持つ人がいるのも事実です。
黒猫は、実際に性格がきついのか、よくしゃべるのか。また、性別によって違いがあるのか。
結論からお伝えすると、黒猫のオスってと～っても甘えん坊で飼い主さん大好きアピールしてくれるんですよ。
ちなみに、黒猫のメスは「性格がきつい」というより、子猫を守らなきゃっていう母性本能が働くから、そう感じるだけです。
猫の専門資格をもつわたしが、【黒猫の性格がきついのか】についてわかりやすく解説しています。
黒猫は性格はきつい？オスの性格：特徴5つ
黒猫のオスの性格は個体によって異なることがありますが、一般的な特徴は、以下の5つになります。
- 甘えん坊で人懐っこい社交的な性格
- 好奇心旺盛で遊ぶのが大好き
- のんびりしていることが多い
- 猫らしい気まぐれさ
- 猫にも人にも優しい
5つの特徴について、解説します。
黒猫のオスは愛らしいさや注目さが特徴的ですが、個体差があり科学的に証明もされていないため、すべての黒猫が同じ性格を持つわけではありません。
じっくり観察して、その個性を楽しんでみてくださいね。
甘えん坊で人懐っこい社交的な性格
黒猫のオスは甘えん坊な一面があり、 お腹を見せてきたり、撫でてほしいとき優しい声で鳴いてアピールしたりします。
猫ってツンデレなイメージですが、しっかり甘えてくれるとうれしいですよね。
ツンデレなときもあるから、一概に”いつも”ってわけでもないけど、甘え上手な性格はより一層かわいさ100倍です！
動物のテレビ番組で、”猫がしゃべる”ことが取り上げられ、話題になりますよね。
【よくしゃべる＝よく鳴く】の意味で、黒猫のオスがよく鳴くのは甘えることが多いから、よく鳴いている＝よくしゃべるといわれるのかもしれません。
また、人懐っこい性格から、飼い主さん以外の他の猫や人との交流を楽しむ社交的な一面も持っています。
フレンドリーで優しい性格から、オスの黒猫は友達（猫や人）を作るのが上手で、友達（猫や人）と遊ぶことや一緒にいることが楽しいと感じているんです。
しかしここで注意する点が１つ。
猫が甘えてくる度に全力で構ってあげると、いざ飼い主さんが違う部屋に行ったり外出したりするとき、【分離不安症】になりやすいです。
甘えられて幸せな気持ちはすごくわかりますが、たまには無視することも、猫にとって大切です。
好奇心旺盛で遊ぶのが大好き
黒猫のオスは好奇心旺盛で、新しいものや新しい場所に興味を持ち、探検することが大好きです。
家の中や庭などでいろいろなものをチェックする姿が見られるでしょう。
おもちゃによく反応するのも、好奇心旺盛な一面ですが、純粋に遊ぶことが大好きです。
ボールやひも・ねずみのおもちゃ・猫じゃらしを使った遊びが好きで、遊んであげると元気いっぱい跳び跳ねながら遊ぶ姿が見られます。
好奇心旺盛がゆえに、いたずらや思わぬケガには十分注意してね。
特に噛み癖がある猫は、コード類・ビニール袋などシャカシャカ音が出る素材やハサミなどの危険物は猫の手の届かない場所へ保管しましょう。
のんびりしていることが多い
黒猫のオスはのんびりした性格の子が多く、小さな環境の変化に、ストレスを感じにくいと言われています。
我が家の猫（黒猫・オス）も、引っ越しの翌日には部屋の探索にでてたので、「私より適応順応性、高いじゃん！」と思いました。
黒猫の性格ゆえだったんですね。
猫らしい気まぐれさ
黒猫のオスは時々気まぐれな一面もあり、よく言えばマイペース、悪く言えば自己中といわれることがあります。
じっとしていたかと思えば突然、元気に遊び出すこともあるのは、まさに”猫らしい気まぐれさ”です。
また、虫や小動物を見つけると、狩猟時代の名残りから、狩りをしようとすることもあります。
室内飼いの場合は、餌に困らないので、狩りというより遊んでいることが多いです。
猫にも人にも優しい
黒猫のオスは、甘えん坊で人懐っこい性格から、相手の猫や人に対してもやさしく接する場合が多いです。
飼い主さんが愛情をもって接していれば、ちゃんと答えてくれると、癒されます。
環境によって多少性格が変わってくることもありますが、ケンカもしないやさしい猫に育ってくれるとうれしいですね。
黒猫はよくしゃべる！人懐っこくてかわいいです
黒猫がよくしゃべる（＝よく鳴く）ということですが、時間帯に関係なく突然鳴き始めることが多い、我が家の黒猫。
「あれ？もしかして発情期？…いやいや、去勢手術済んでるし・・・。」と、鳴き続ける間に考えてみても、思い当たる節がありません。
扉の前やキッチン・庭に向かってなどなど、鳴く場所がその都度違うんですけどね。
で、あまりにも鳴き続けるから「どうしたの～？」となだめにいくと、ピタっと鳴きやむんです。
もしかして、構ってほしかっただけなのかな？
めっちゃ健気で、かわいい～(*ﾉωﾉ)
ただし注意してほしいのは、毎回、対応しちゃだめです‼
毎回対応してしまうと、鳴き続ける→遊んでもらえると覚えてしまうので、注意してくださいね。
黒猫：性格がきついと感じるのはメスかも？オスとの違い３つ
黒猫の性格がきついと感じるのはメスでした。
個体差もありますが、一般的にオスとの性格の違う点は、以下の3つです。
- 用心深い/警戒心が強い
- 母性本能が強い
- 甘えん坊なのに、素直にあらわさない
3つの違う点について、解説します。
用心深い/警戒心が強い
黒猫のメスは新しいことや環境に対して少し用心深く、飼い主さん以外には警戒心が強いことから、知らない人へ懐きにくいと言われます。
初めてメスの黒猫を家族に迎え入れたときも、すぐに打ち解けられず警戒されて、人と一定距離を保つこともあります。
でも、安心してください。
”この人たちは、自分に害がなくて安全だな”とわかれば、猫から近づいてくれます。
母性本能が強い
メスの黒猫は、母性本能が強いことも特徴的な１つです。
他の動物の赤ちゃんの面倒を見ることが得意で、優しい性格を持っています。
独立心が強いこともあり、「小さな赤ちゃんを自分でなんとか育てなきゃ」という思い、他に頼らず頑張っちゃう性格のようです。
甘えん坊なのに、素直にあらわさない
黒猫の性格の特徴に「甘えん坊」がありますが、オスだけじゃなくメスも実は甘えん坊なんです。
でも、メスのほうは猫のツンデレの部分が出ちゃって、本当は甘えたいのに「別に甘えませんよ」的なそぶりを見せちゃう性格のようです。
本当に甘えたいときは、飼い主さんに寄り添ったりアピールするので、神経質に動向を常に確認していなくても大丈夫です。
”ボンベイ”の性格は、黒猫オスと似ていた！
ボンベイの性格については、以下のような特徴があります。
- 人懐っこく甘えん坊
- 穏やか
- 社交的
- 好奇心旺盛で遊びが大好き
ここまでみて「あれ？」と思った人も多いのではないでしょうか。
オスの黒猫と似た性格ですよね。
しかし、オスの黒猫と比べると、おっとりしていて物静かな分、少しだけ物足りなさを感じてしまうこともあるようです。
とはいっても、猫の専門家じゃない限り、ほとんどわからないんじゃないかな。
私は猫の資格を２つ所有していますが、わかりません！(;^_^A
ボンベイという猫種
ボンベイは１９６０年代、アメリカンショートヘアとバーミーズの黒を掛け合わせてできた猫の種類です。
体形や頭の形はバーミーズとほぼ一緒で、全身真っ黒のエナメルのような光沢があり、目の色はゴールドかカッパーになっています。
まとめ：黒猫の性格がきついのはウソ！オスは甘えん坊でよくしゃべる性格だった！
この記事では、”黒猫の性格はきついのか”について、解説しました。
黒猫の性格といっても、個体差はあるものの、オスとメスでは多少の違いがあることがわかりました。
黒猫というと全身真っ黒の毛でおおわれている猫を想像しますが、これは純種”です。
真っ黒の毛でエナメルのような光沢のある猫の純種を”ボンベイ”といいます。
全身真っ黒な毛に覆われているようでも、体の一部分に他の色の毛が混じっているのは雑種になります。
見た目のクールなイメージと違って、黒猫は一般的に甘えん坊なんです。(*’▽’*)♪
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